Biotechnologyバイオテクノロジー

バイオテクノロジー

FUJIYAは木本類の組織培養-メリクロン-に成功し、
株式会社ナリコーと共に「ナリコー早生桐」の
研究・開発・生産をおこなっています。

メリクロン Meristem

メリクロン茎頂培養

メリクロンとは、メリステム(meristem=分裂組織)とクローンの合成語で、植物の頂芽あるいは側芽から1mm程度の茎頂組織を切り出し、それぞれの植物に適した無菌培地で培養することにより、多くの芽(腋芽)が形成され、短期間に同じ遺伝子の植物体を大量に再生することができる技術です。
またFUJIYAでは、早生桐の他にも
バナナの木コーヒーの木のメリクロン研究においても
成果を残しています。
  • バナナのメリクロン
  • コーヒーのメリクロン

メリクロン 発育の様子

発育の流れ

ナリコー早生桐について

開発の目的

環境にやさしく、持続可能な社会に向けた「早生桐」の取り組み。

「早生桐(そうせいぎり)」をご存知ですか?

スギやヒノキといった針葉樹は成木までに40から50年もの時間を必要としますが、桐はもともと成木まで20年くらいと成長スピードが早いことで知られています。
しかし、この早生桐は幹周り1m(直径32cm)、高さ15~17mの成木になるまで、わずか5~6年。
驚くべき成長スピードを誇ります。この早生桐の植林に関する研究を成蹊大学物質生命理工学科バイオエレクトロニクス研究室(鈴木誠一教授)との産学共同で2020年よりスタート。
二酸化炭素排出削減・地球温暖化防止を共通の目標に研究を進めています。

二酸化炭素をどんどん吸収する「早生桐」に大きな期待。

植林されると5~6年で成木になる早生桐

注目すべきは、その成長スピードだけではなく、二酸化炭素吸収力。
36~40年生のスギ人工林1haが1年間に吸収するCO²の量は、約8.8トンと推定されます。※1 早生桐の吸収するCO²の量は、42kg/年/本という実験結果があります。※2 仮に早生桐を1haあたり1,100本植える(3m間隔)とすると、1年間に吸収する二酸化炭素の量は、約46トンと推定されます。スギ人工林に対して大きな数値です。
早生桐の成長スピードや二酸化炭素吸収力が、環境問題のみならず、林業や住宅産業などに好影響を与えるのではと期待されています。
一方で、デリケートな苗の栽培は、温暖な地域でのほうが向いています。そこで、ナリコーは2021年、沖縄県にナリコーファーム沖縄(株)を設立し、早生桐の苗栽培に取り組みはじめています。

※1 林野庁森林整備部森林利用課公表数値
※2 成蹊大学資源素材学会発表論文

メリクロン技術を用いた桐が育つまで

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